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坂野潤治『昭和史の決定的瞬間』

坂野潤治「昭和史の決定的瞬間」
まとめ:大きく2つ。一つは民主主義の絶頂あったにも関わらず日中開戦を止めることができなかった、反戦のムードは(おそらく)あったにも関わらず決行されてしまったという逆説。もう一つは「ファシズム」等の象徴的言語でひと括りにして歴史を語ることの危険。そのような強調、今日においては「ファシズムが浸透しつつある」等の批判(それはそれで重要だと思いますけどね。)が敗北主義的に受け止められたとき、逆説的に歴史を転轍する可能性を見落としてしまう恐れがあるということ。もっと細かく歴史を見ることの重要性。まとめのまとめ。この2点が組み合わさって、開戦時までには歴史を変え得る選択肢が多数存在し、かつ開戦時において日本社会がファシズムに陥っていたどころか民主主義はかつてないほど自らを主張していた、というのが結論でしょうか。禿頭掴み損ねるなよ、と。もちろん、だからといって、戦前のような天皇制国家でも民主主義墓の卯なんです!って話ではないですよ。
 「歴史」の項目にこんなの付けてたらアナール学派かなんか忘れたけど、ブーイングがきそうですね。しかし、多分パンピー(やな言葉。。。)個人の人生にも当てはまるもんな。まぁいいや。適当ですみません。。。ここだけ文責ピロたん。

第一章

五・一五事件以後の危機を理由とした挙国一致内閣(民政党寄り)

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