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第2回古典読書会(また)『空想より科学へ』

2月28日 第2回読書会(担当:Nくん)
『空想より科学へ 社会主義の発展』(エンゲルス著 岩波文庫)                    

1 空想的社会主義
理性の王国 :理性が唯一の尺度。×宗教、自然観、社会、国家制度etc
      →ブルジョアジーの王国
   ブルジョアジー vs プロレタリアート⇒平等の要求
理性国家の崩壊
征服戦争、解消しない対立、犯罪の増加…資本主義的生産や階級の未熟性のため⇒理論も未熟
三人の偉大な空想化 :サン・シモン、フーリエ、オーウェン
         共通点:全人類を解放する。理性と永遠の正義を実現(P35)。絶対的真理、理性と正義の表現(P48)
サン・シモン〜科学と産業による支配。フランス革命は貴族とブルジョア階級と無産者との間の階級闘争。政治学は経済学に吸収される。
フーリエ〜現在のブルジョア社会に対する批判。
オーウェン〜人間を人間らしい状態におき、特に青少年を注意深く教育→唯物論。
           作り出した富は労働者のもの、生産力は万人の共有財産。
                    ⇒公の社会では受け入れられない。
空想より科学へ
    絶対的真理どうしの争い→折衷的な平均社会主義=モザイク⇒現実の地盤の上にすえることで科学になる。

2 弁証法的唯物論
◇ ギリシアの弁証法から形而上学へ
  ギリシアの弁証法〜変わらないものは何一つない、すべては動き、変化し、生成し、消滅する。→全体像を把握。
  形而上学〜個別を知らないでは全体像がわからない。個々別々に考察。→事物は絶対に矛盾する対立として考える。
          ×個々のものに集中し、全体的関連を把握しない。
             ⇒実際、対立の両極は相互不可分、相互浸透する。
弁証法の検証
→事実を関連、連鎖、運動、発生及び消滅においてとらえる。
    自然は弁証法の検証である。Ex)ダーウィンによる研究、カントによる太陽系説・永続性説
ヘーゲルによる弁証法の完成:自然と歴史と精神の全世界が人類の発展過程そのものにある。
                      その内在的証明を試みる。
     ×ヘーゲルは観念論者  頭の中の思想(理念)→事物  ⇒さかさま…矛盾を生じる。
弁証法的唯物論:歴史において、人類の発展過程の中から運動法則を発見する唯物論。
            一切の歴史は階級闘争の歴史。…経済的構造が基礎をなす。
          ⇒経済的構造から法律制度や宗教などを説明すべき。
   社会主義の任務:階級と対立が生まれてきた歴史的経済的経過を研究し、そしてこの衝突を解決する手段を発見する
                 ただし、剰余価値による資本主義的生産の秘密の暴露が必要。

3 資本主義の発展
生産方法と生産力の衝突
  衝突の原因  (1)生産方法の社会化…中世では労働者は生産手段を私有する。15世紀以来、生産手段が社会的、人間集団によってのみ使用できるものに変化。生産そのものも社会的行為に。
            (2)所有の個人性…社会的生産に変わっても商品生産の取得形態は個人的生産と同じであった。
  ⇒(1)と(2)の矛盾に現代の一切の衝突の萌芽が含まれている。
 この矛盾によりプロレタリアートが出現。
商品生産の法則:競争の強制法則
資本主義的生産方法→生産者が彼自身の社会的関係に対する支配力を失う。⇒社会的生産の無政府性
     生産物が生産者を支配する。
生産の社会的組織の高度化→無政府性を激化→商業闘争=個々の工場における生産の組織と全社会における生産の無
政府性との対立。
産業予備軍の法則
生産の社会的無政府性→機械をたえず改良→労働の過剰化=機械労働者そのものの駆逐⇒産業予備軍を作る
           生産力の拡大に比べ市場の拡大は弱い。
恐慌
    →生産方法の交換方法に対する叛逆。
       一方で、資本主義的生産方法は、これ以上これらの生産力を管理するだけの力がない。
       他方で、社会的生産力としての、彼らの性格が事実上においても承認されることを求める。
    ⇒株式会社、トラスト、国有化
国有化における問題:近代国家それ自体ブルジョアが作り出した組織であること。→国民を搾取
       解決方法:近代的生産の社会的性質を実際に承認すること。
              社会が公然かつ直接に所有すること。→生産者が認識、把握することで必要に応じた社会的に計画的な生産の規律が生まれる。
       階級差別がなくなり、国家が社会全体の本当の代表者となるとき、国家は無用物となる。=国家の死滅
社会主義の必然性
    生産の高度発展段階→階級差別は時代錯誤、無用、障碍⇒恐慌
                生産手段の膨張力が資本主義的生産方法を打ち破る=生産手段の社会的取得
    生産手段の社会的取得→生産者に対する生産物の支配も除去、無政府状態から計画的意識的な組織
      人間はついに人間に特有の社会的組織の主人になったわけであって、これにより、また自然の主人となり、自分自身の主人となる。(P92)

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結婚式 スピーチ
結婚式のスピーチって 上司 同僚 友人・・・。だいたい このパターンが多いよね〜。 実は 新婦の友人代表のスピーチを頼まれてしまったんです!! ひいーーーーどうしよう?!
  • これ、いちおし!
  • 2007/04/27 11:13 PM
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